とある大学生による読書日記

〜本の世界へ留学中〜

4.「82年生まれキム・ジヨン」

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はい!春休み入ってから読書のペースが好調なので一日に2つ目の投稿です!

 

今回は、韓国で100万部を突破して大ベストセラーとなった小説を紹介します。この本、文在寅大統領にもプレゼントされたり、K-POPアイドルが読んでいたりと、韓国の社会現象を引き起こしたと言われてる本です。

 

写真の通り、女性についての小説です。

女性の何かというと、、

 

女性が人生で出会う困難や差別から生まれる絶望感について書かれています…。

 

この本を読んで、ハッとさせられました…。

 

これは女性の方から多くの共感を呼んで、大ヒットした本ですが、私はこれは男性こそ読むべき本だと思いました…。

 

いつのまにか、当たり前だと思ってたこと…

これこそ、女性差別の原因だったのだと、気づくことができる本だと思います…。

 

「家事は女性がやって、男性は外で仕事をする。」

 

これって 誰が決めたんでしょうか?

 

よく考えたら おかしくないですか?

 

社会で当たり前になっていること、これには実は大きな大きな問題と危険が潜んでいるということ、これを今を生きる私たちは考えていかないといけないと思いました。

 

この小説の主人公となっているキムジヨンが人生の中で出会う女性ならではの様々な苦悩や困難は、正直この本に出会わなければ、私は気づくことができなかったでしょう…。

 

頭のどこかで 当たり前だと決めつけていること

 

それが世間一般の常識だからそうするということ

 

これらはみんなが納得して成り立っているものなのだろうか…。常に社会の当たり前を批判的に見ていくということ。これは非常に大切なのかもしれません。

 

ということで

 

今回の本では、社会全体で当たり前だと思っていたことから起きている女性の差別や絶望について、ハッと気付かされたことが、大きな学びとなりました。

 

男性の方にも是非オススメしたい本です。

この話題は、国境を越えるほどのテーマだと思います…。

 

ではでは。この辺で。