とある大学生による読書日記

〜本の世界へ留学中〜

6.「いい人をやめる脳の習慣」

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2月が思いのほか忙しくなってしまい、読書習慣が疎かになってしまいましたが、久々の投稿です…。

 

今回は本屋でたまたま見かけたタイトル名から、まさに自分が読むべき本ではないかと思い、読んだ本です。

 

そうです…。ということはまさに「いい人をやめる」というテーマが、現在進行形で自分が悩んでいる関心事の1つであるということです…。

 

そんな自分が読んでみて、あっこれは参考になる考えだなと思うものがあったので、少し紹介します。

 

・日々小さな表明を積み重ねることで、「自分の意見を持っている人」の思考へと変わることができる。

 

・いい人を演じてつくりあげた関係は、本当の信頼関係ではない。つまり、すべての人に好かれようとするのではなくて、自分を評価してくれる人に意識を向けるべきである。

 

・相手の課題から自分の課題に翻訳すると、相手の期待を超えられる。

 

・わがままではない、「自己本位」の考え方で、自分の意見を大切にするべき。

 

・注目された後に、いかに自分の実質を出していくかが大切。

 

イエスマンをやめて、相手を肯定しながら自分の意見を伝えられるようにできたら良い。

 

・他人は自分が思うほど、自分のことなんて考えていない。

 

・同化圧力から自由になってみる。

 

以上、私の中でピン!とくる言葉がいくつもありました…。

 

最近の悩みとしては、今までの自分が他人本位で生きてたために、本当の自分の意見が分からなくなっているのではないかということ…。

 

そもそも、何事であろうと自分はしっかりとした意見を持っていないのではないか…。

 

自分の意見がないということ…。これは非常に恐ろしいことのような気がしてならないです…。

 

最近の大きな大きな悩みの1つです…。

5.「空と風と星と詩」

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今回は詩集です。

 

誰の詩集か?

 

太平洋戦争末期、日本が戦争に敗れる6ヶ月前に27歳という若さで福岡刑務所で亡くなった、伊東柱という韓国の詩人の詩です。

 

近々韓国へ行くという予定があることもあり、やはり向こうの方から見た歴史というものを理解しておいたほうが良いと思って、たまたまこの詩集を読むことになりました。

 

この詩を読んでみて、、

 

何というか、日本だとか韓国だとかそういうものは関係なくて、ただただ戦争という出来事によって起こる若者の悲しみや絶望感などが伝わってきました…。

 

1つ 最初の序詩を以下に記しておきます。

 

死ぬ日まで天を仰ぎ

一点の恥じ入ることもないことを、

葉あいにおきる風にさえ

私は思い煩った。

星を歌う心で

すべての絶え入るものをいとおしまねば

そして私に与えられた道を

歩いていかねば。

 

解説によると、この伊東柱という詩人は、帝国主義の中でも自分の民族意識を失わないことを願い続けたということで、「抵抗の象徴」とされているらしいです。

 

しかし自分としては、素直に27歳という若者が、1人ではどうしようもできない壁にぶつかって苦しんでいる苦悩が伝わってくるように感じました…。

 

今の時代がいかに平和か…。

 

簡単に国境を越えた交流ができる今の時代。

 

喧嘩してる場合ではなく、この平和をいかに守っていくか…。

 

これは自分の人生の中で、非常に大切に考えなければならないテーマだと思っています…。

 

ってな感じで今回は終わりにします。

 

4.「82年生まれキム・ジヨン」

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はい!春休み入ってから読書のペースが好調なので一日に2つ目の投稿です!

 

今回は、韓国で100万部を突破して大ベストセラーとなった小説を紹介します。この本、文在寅大統領にもプレゼントされたり、K-POPアイドルが読んでいたりと、韓国の社会現象を引き起こしたと言われてる本です。

 

写真の通り、女性についての小説です。

女性の何かというと、、

 

女性が人生で出会う困難や差別から生まれる絶望感について書かれています…。

 

この本を読んで、ハッとさせられました…。

 

これは女性の方から多くの共感を呼んで、大ヒットした本ですが、私はこれは男性こそ読むべき本だと思いました…。

 

いつのまにか、当たり前だと思ってたこと…

これこそ、女性差別の原因だったのだと、気づくことができる本だと思います…。

 

「家事は女性がやって、男性は外で仕事をする。」

 

これって 誰が決めたんでしょうか?

 

よく考えたら おかしくないですか?

 

社会で当たり前になっていること、これには実は大きな大きな問題と危険が潜んでいるということ、これを今を生きる私たちは考えていかないといけないと思いました。

 

この小説の主人公となっているキムジヨンが人生の中で出会う女性ならではの様々な苦悩や困難は、正直この本に出会わなければ、私は気づくことができなかったでしょう…。

 

頭のどこかで 当たり前だと決めつけていること

 

それが世間一般の常識だからそうするということ

 

これらはみんなが納得して成り立っているものなのだろうか…。常に社会の当たり前を批判的に見ていくということ。これは非常に大切なのかもしれません。

 

ということで

 

今回の本では、社会全体で当たり前だと思っていたことから起きている女性の差別や絶望について、ハッと気付かされたことが、大きな学びとなりました。

 

男性の方にも是非オススメしたい本です。

この話題は、国境を越えるほどのテーマだと思います…。

 

ではでは。この辺で。

3.「お金の基本」

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ではペースよく第三弾です!

 

今回は本というか漫画というか微妙なラインですが、僕は読書と判断したので、ここで綴ります。

 

何についての本かというと、、

 

タイトルの通り、「お金」についてです!

 

なぜお金についての本を読んでいるのか?

 

それはズバリ、今の自分にとって、お金というものが様々な挑戦の妨げになりうる可能性も秘めており、また後押ししてくれる可能性も秘めているという非常に重要な存在だからです…。

 

もう少し具体的に言うと、今年の夏に自分がやりたいと思っている挑戦のためには、お金が必要なのです…。

 

そこで、今のところはバイトなんかを少しやってコツコツとお金を貯めている最中なのですが、何とも自分では腑に落ちない…。

 

そこで、、 

 

まずは、その自分が必要としている「お金」について理解すれば何かが見えてくるのではないかと思い、今回に至りました。

 

ではでは、この本を読んでどうだったのか?

 

学んだことが1つありました…。

 

それは、「お金」は何かを手に入れる手段であり、それは自分の目指しているものではなかったということです。

 

この本の内容は、大きく8つのテーマについて分けられてます。その中でも私は、「最も大切なのは使うことだと知ろう」「自分に投資しよう」「稼ぐことで自由を手に入れよう」という3つのテーマで書かれている内容について、印象が残っています。

 

では、そこから自分なりに考えたこと以下に共有しておきます。

 

1.まずお金って貯めるものなのでしょうか?普段を振り返ってみると、いかに貯めるのかということは考えるのに、いかに使うかはあまり考えない気がする…。お金って本来は、何かを手に入れる手段ですよね。自分の場合、手段が目的になってて、それが反省です…。

 

2.「投資」って金融商品だけではないんですよね…。自分自身そのものが立派な投資先なんだということを、この本で再認識しました。金融商品よりも、自分自身の方がずっとリターンが大きいはずだ!!そういう自信を持って、今後も自分への投資を続けていく覚悟です。

 

3.仕事って自分の人生の妨げになるものであってはならなくて、自分の生活を支えるためにあるべきなのではと思いました。それなのに、仕事で不幸になることってあり得るんですよね…。それじゃあ 世の中って何のためにあるんだろうか?不幸になってまで目指すものって何なのだろうか?今の自分には分かりません。

 

という感じです!

 

ここで注意しておきますが、この日記は完全に自分のアウトプットの練習の場として活用していますので、読んでいる方々には優しい目で見守って欲しいです!

 

というわけで、今回は「お金」についてでした。

 

もう一度言うと、、

自分が目指していたのは、お金ではなく、経験を通じた出会いや発見、成長だということが、この本を通じて理解することができました。

 

だから、お金を稼ぐというのが最大目的でなくて、その経験を掴むことが目的なんです。つまり、その経験を実現させるためには、お金を稼ぐ以外の方法があるのかもしれない…。

 

この気づきだけで満足です。

 

それでは、またどんどん本を読んで学びを得ていきます!ではでは。

 

 

 

2.「道をひらく」

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皆さまこんにちは。

ではでは早速テンポ良く2個目の本について、述べていきます!

 

今回紹介する本は「道をひらく」という、パナソニックの創業者である松下幸之助という方によって書かれた本で、写真にある通り戦後のベストセラー第2位にランクインしている本です。

 

この本は、私が今年の新年1発目に読んだ本であり、まさに人生の岐路に立っている自分にとって自分の「道」とはいかに?ということを考えさせるような本でした。

 

第1版が1968年に出版されているので、戦後日本の復興を遂げていく時代の中で、身も心も豊かな繁栄した日本社会を実現したいという願いを込めて、松下さんが書いたものであると思われます。

 

しかしながら、この戦後のベストセラー

今そしてこれからを生きていく自分にとっても印象に残り、そして心に留めておきたいと思うような言葉が秘められていました。

 

「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。」

 

この言葉です。

いやぁ これは本当に大切にしていきたい言葉です…。他人の人生を羨むこと、また自分の人生が他人に羨まれることは、誰しも一回くらいはあるのではないかと思います。自分の場合、高校時代なんて劣等感の塊でしかなく、常に周りのどの人も自分より何においても優れているのではないかと思い込んでいました…。

 

しかしながら、大学に入ってから行動の制約というものがなくなり、初めての"海外"を経験してみてからは、少しだけ自分の個性を理解し素直に発揮できるようになってきた気がします。

 

とはいえ、大学3年となると一般的には就活が始まることもあり、やはり何だかんだで周りと自分を比較して自信を無くしてしまうことがありました…。インターンの面接やグループワークで何もできずに終わってしまった時、社会人の方に面と向かって「あなたはお金を稼げる人間にはなれない。」などと言われた時、やはりショックを受けました…。

 

しかし、ここで考えるべきは「自分なりの道」ですね。

 

自分にしか歩めない道

 

これは必ずあると私は信じています。

むしろ社会人に良くない評価をされたこと、これは逆にチャンスなのかもしれません。

 

考えてみればそうです。たった20分で良さが伝え切れるほど、私の強みは浅くないのかもしれません…。むしろ奥深いのかもしれません。

 

何かチャンスの匂いがします…。

 

その社会人はこのブログを見ていないと思いますが、「私は私なりの道で人生を歩みます。」ということをこの場で記しておきたいと思います。

 

ってな感じで今回の投稿は終わりにしたいと思います!

 

本当はもっともっと印象に残ってる言葉があるのですが、文字が思いのほか多くなったので、ここまでとします!

 

読んでくれた方ありがとうございます!

 

 

1.「中国人の本音」

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記念すべき第1回目の読書日記です!!

 

どの本を最初に取り上げようかと悩みましたが、自分が中国留学中ずっと側に持っておいた愛着のある本を取り上げることにします。

 

この本は名前の通り、中国人の本音(日本をどのように見ているのか)ということを、記者である筆者が自身の体験に基づいて書いたものであります。

 

ズバリ言うと、この本では、「日本の若者が中国の同世代の若者の娯楽や日常生活についてほとんど知識がないと思われる。」という言葉と、「批判は構わないが、無関心が1番怖いのだ。」という言葉が自分の中ではとても印象に残りました…。

 

よく考えてみたらそうです…。「中国」と言ったらどんな話題が日本では定着しているか…。

 

実際に、私の周りの同世代の中国の人たちは、アプリを使って日本のバラエティ番組を観ていたり、日本の小説を読んでいたりしています。(写真は、①中国の動画アプリで人気になってる日本のバラエティと②中国の書店でズラリと並べられている日本の小説)

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一方私たち日本の若者はどうなんだろうか…?まぁ興味関心は強制するものではないのではないのですが… 「中国」という言葉は頻繁に聞く割に、その分野があまりに偏りすぎていないだろうか…。そんなことを思ったりします。

 

まぁ人それぞれ意見があると思うので、もし私の意見に共感してくれた方がいらっしゃれば、その方に私の好きな中国の曲「成都」を聴いてもらいたいです。

《成都》赵雷mv - YouTube

 

いやぁ 個人的には、こういう中国の落ち着いた感じの曲が大好きなんですけどね…。。なかなか共感してくれる友達が少ないことが悲しい😢

 

という感じで… 今回の投稿は終わりにしたいと思います!!ブログってどうやるものなのか試行錯誤しておりますが、まぁ 人それぞれ色んな形式があるのも良いでしょう。ということで、気楽に見て頂けることを願っております。読んでくれた方 ありがとうございます!谢谢!

 

(最後におまけ)

えー 最後におまけということで、完全にマニアっくな話にはなるのですが、私のとても大好きな中国のドラマもここにURL載っけておくので、見てみてください!!

https://m.youtube.com/watch?v=oVZD9901Vng&t=0s&list=PLESYDEz8K2SeFMdw6IvmEZqcdhDZorEGC&index=2

自己紹介そしてブログ開設の理由

こちらのブログにありつけて頂きました皆様。

ご覧頂き大変ありがとうございます。

 

今回はまず、私の自己紹介と読書日記というブログを開設する理由について簡単に説明できればと思います。

 

ではでは自己紹介から

 

皆様はじめまして。

私は東京のとある大学に通っております大学3年生でございます。専門は経済でありまして、その中でも国際経済という分野を中心に学習をしております。今までは、モンゴルでインターンに参加したり、台湾で1人旅を行なったり、中国へ1年間留学したりと、"海外"というものへの不思議な魅力に誘われ、自分なりに様々な挑戦を行なってきました。

 

そこで今回、私が注目したのがモンゴルでもなく台湾でもなく中国でもなく""という世界でございます!(もちろん国という意味での世界への挑戦も並行して続けていく予定であります…。ちなみに国としての次なる挑戦の舞台は韓国であります。)

 

まぁ そんなこんなで、、

 

では、なぜ私が読書日記を始めるのか?

それは、①中国留学で出会った周りの中国の人たちの読書量が半端なかったこと。②今になって人生で初めて読書が楽しいと思えるようになったこと。③本を読んでもアウトプットする機会がなかったこと。④単純にブログという未知の世界に触れてみたかったこと。⑤人生に新しいものを取り入れて、マンネリ化するのを防ぐため。

 

こんなことが理由です。

 

そうです!見たら分かる通り、そんなに深い理由があるわけではありません!笑

 

しかし、「チョット面白そうだなぁ。」そんな思いが生まれて、実行に移さないわけにはいきません!!

 

という訳で、本日より読書日記ブログという新たな挑戦を始めます!!

 

皆さまよろしくお願い致します。

 

(余談)

以下の写真にある通り、私はチョットした名言のようなものに心を惹かれやすい性格をしております。今後の読書日記では、気になった名言などを頻繁に載せる可能性がありますので、ご了承ください。

 

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